心と体の魔法塾 * カリフォルニアのベリーダンスとアート生活
トライバル・ベリーダンサー、アーティストとしてのSawakoの面白カリフォルニアン生活をご紹介。\r\n\r\n”踊る”ことは”祈ること”。\r\n\r\nダンスとアートを通して、心と体の魔法に気付いていく日々を綴ってあります。
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DATE: 2009/09/29(火)   CATEGORY: ベリーダンス
サクラメント・ワールド・ミュージック&ダンス・フェスティバル MANASA ワークショップ
5月と9月は毎週がお祭り続きの、ダンサーにとっては”師走”の月。

この週末は去年から始まったサクラメント・ワールド・ミュージック&ダンス・フェスティバルでATS(アメリカン・トライバル・スタイル)のワークショップをしてきました。

SWMF09

サクラメントにはまだATSの定期的なクラスをしてる先生がいません。 
MANASAは年に2・3回サクラメント近郊のお祭りやイベントでワークショップをやってます。

私は来年からサクラメントで定期的なクラスを始める予定です。 だから、こういうミニクラスはいい練習になります。

日本では年に一度帰って2日間の集中型ワークショップをやってますが、文化が変わると生徒さん学び方、吸収のし方ってすごい変わってくる。

違う国で教えていると、文化の違いというものを強く感じます。 

今まで、国際的に教えてる先生たちにいろいろ話を聞いたけれど、日本人の生徒さんは必ずNO1にあがる。

日本人の皆さん、かなり誇らしく思っていいと思いますよ。

どの有名な先生も口をそろえて、

“私日本人の生徒が一番好きよ。 礼儀正しいし、一生懸命だし、すっごくよくしてくれる。”

別に私個人が褒められてるわけではないのだけど、そう言われると本当にうれしい。

私の仕事場でもそうだけど、日本人ってだけで優遇されることも少なくない。 

これは世界でコツコツといい行いを重ねて行ってくれた日本の先人たちに心より感謝です。


私も教えていて思うのは、日本人はとってもきようだということ。 アメリカ人のひとに比べると飲み込みも早いし、できなければ一生懸命練習する。 教える側から見るとそれはすっごく嬉しい。

しかし、来年からここでアメリカ人に英語で教えことになると、教え方もいろいろ考えないとなぁ。


私がベリーダンスのクラスで教えたいのは、ダンスのテクニックだけじゃない、どちらかというとベリーダンスっていうのは表向き。 

一番大切なのはクラスの中で私たちの心と体(と魂)の繋がりを感じてほしい。 そしてそれを日常生活でも感じてほしい。 別にベリーダンスじゃなくてもいいんじゃないかっておもうよね。

なぜベリーダンスなのかというと、ダンスをしてるとき私はすごく”真の自分”に近づけるから。
本当に体と心と魂が喜んでるのがわかるから。 

絵や料理もプロとしておしえているけれど、これも同じこと。 ただ、表現する道具が違うだけでやってることは一緒。 今は思いっきりダンスに打ち込みたいって思ったから、ダンスをメインにしていこうと思ってるだけ。

そして、ベリーダンスをしていると特に女性はいつもは押し込んでいる”おんな”の部分をだせるようになる。 ベリーダンスはいい口実になる。 
最近は女性も男性もそれが必要なんじゃないかって思うけど。

日本、アメリカにかかわらず、性的感情を押し込めるように教育されてきた私たちは、性的エネルギーの解放の仕方をしらない。 押し込めているのにも気づかないことが多い。
 
”出る杭は打たれる”社会で育った私たちは、どれが本当の自分なのか、何がしたいのかもわからなくなってしまった。
 
胸の大きくあいたミニスカートドレスを着て街をセクシーに歩いてる人をみると冷たい視線をあびせる私たち、雑誌に載ってるパーフェクト・ボディのモデルを見ては自分たちの体に嫌気がさしてくる私たち。 

いつ、そこから私たちは抜け出せるのだろう。 

そこから抜け出せる鍵を私はクラスの中で皆一緒に探せるようなクラスにしたい。
私たちが自由に自分に戻れる場所にしたい。

それができたら、踊っていても何していても、体と心は全力で喜ぶと思う。
たっくさんワクワクして、楽しめたら誰だってキラキラする。

キラキラはすぐ周りの人にうつるから、キラキラの輪は波紋のように広がっていく。

だから、私から始めるって決めた。 

12月にはまた日本に帰ってワークショップとショーをやる。 その時の皆のキラキラの笑顔を見るのが私の楽しみ。
毎年広がっていくキラキラは本当に美しいと思う。

          *** 
  Love like you have never hurt before
   Work like you do not have to
   Dance like no one is watching......
          ***





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キラキラ笑顔光線! スージー
Middle Eastern Camp でダンスのクラスは毎日10クラスほどある。 そのほとんどは、初級から上級まで結構テクニックを習ったり、振り付けを習ったりと、頭と体をフルに使うクラスばっかり。

その中でこの先生のクラスは、クラスに来た人全員が笑顔でいられずにはいられないクラス。

Suzie&me

踊りながら誰もかれもをキラキラ笑顔に変えてしまうスージーはターッキシュ・ベリーダンスの先生。
旦那様は有名なミュージシャン Omar Faruk Tekbilek.
http://www.omarfaruktekbilek.com/Alif.html

毎日毎日のダンスと音楽の練習に明け暮れる中で、スージーのクラスはちょっと一息の場所。

彼女のクラスはWarm Upもなければ、ドリルもない、一切テクニックの練習なしのクラス。

スージーは”じゃあおどるわよー。Ready?"

とBroken Englishで言いながら音楽をかける。 ただ彼女について踊るだけ。 

普通なら、すぐ飽きそうなクラスなんだけど彼女のキャラクターがすごい。 みんなを引きつけてやまない。 音楽に合わせて踊ってるだけなのに、彼女のキラッキラの笑顔光線は彼女の周りをすべて幸せエネルギーで包んでしまう。

よく色々なダンスのクラスで生徒が集中していると真顔で踊ってることってよくある。 そんなときよく先生は普通、”はい!笑顔忘れないでねぇ。”って笑顔で生徒に促す。

スージーのクラスでそんな言葉を聞くことはない、私たちは自分たちが笑顔だってことも気づかないで、笑顔いっぱいで踊ってるから。 心から躍るのが楽しいって自然に思ってしまうから、笑顔が勝手に出てくる。

このクラスにきて、“そうだよ、私このために踊ってるんだよ。 楽しいから、幸せだから、ワクワクするから。” 

テクニックの練習の毎日で忘れがちになってしまうこと、何のために踊ってるのか、何を表現しようと思ってるのかそのことをスージーはみんなに思い出させてくれる。 彼女の踊りで思い出させてくれる。 

それってダンスの一番にせつなエッセンスのところだよね。 これを忘れたら踊ってる時に笑顔なんて出てこない。 踊ってる人が心から躍りたいって思って踊ってないければ、楽しいって思ってなければ、見てる人がその踊りをみて楽しめるわけがない。 

本当の笑顔は、幸せはすぐ周りの人に感染する。 だから踊ってる人も見てる人もすごい高いエネルギーを両者から同時にもらえる。 

私はそういう踊りがしたい。 そういう踊りを教えたい。 

私が自分のために踊れるダンス。 自分のために100%踊れた時、初めて周りの人のためにも踊れたって言えると思う。 自分が幸せになれたら、そうやって周りの人も自然に幸せになれるように。

スージーの笑顔、これからずっとつなげていきたいな。

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  Love like you have never hurt before
   Work like you do not have to
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リク(アラビック・タンバリン)習っちゃおう。 スヘイル・カスパー2
Middle Eastern Music and Dance Camp ではダンスのクラスの他に、たっくさんの楽器や歌のクラスが毎日目白押し。 

私が今回絶対習いたかったのはRiqq リクっていう中東のタンバリン。 タンバリンって言ったら学校でも一度は手にしたことのあるおなじみの楽器だけど、リクは西洋のタンバリンと形はほとんど変わらないけど叩き方がとってもユニークでおもしろい。

このキャンプの1週間の間にもリクの習えるクラスは毎日2個か3個はあった。 なのに、なのに、なぜか一個も取れなかった!  ・・・・と最後のクラス発表会の日に私はへこんでいた。

だいたいとりたい楽器のクラスはほとんどがどうしてもパスできないダンスのクラスと同時にあったから、どちらかを選ばなくてはならなかった。 

で、ダンスのクラスを取り続けたら、全然リクをできなかったというわけ。

でも、最終日、このキャンプで出会った、たった一人の日本人参加者Mayukoちゃんがなんとスヘイルとリクを練習してる!  私は猛ダッシュして自分のリクを取ってきて

“私も入れて!!”とさけんだ。

そう、スヘイルはエジプシャンタブラのマスターだけではなく、リクの先生でもある。

スヘイルが快く私をプライベートりくレッスンにいれてくれた。

習ったリズムは4つ。

Baladi, Wahadakabira, Sa'idi と Malfuf ! 

スヘイルはリズムを一個一個丁寧に教えてくれて、ひとつ教えるごとに

”じゃあ練習してて、すぐ戻ってくるから” とふらっとへやをでていった。

10分か15分ごに戻ってきて、私たちの練習具合をみてくれる。

自慢じゃないけど、私は教えられたものを習得するのは自分でもたまにびっくりするぐらい速い。
だからリクのたたき方もリズムもすぐできるようになった。 

スヘイルも嬉しそうにびっくりしていた。 しかし、もっとびっくりしたのは私の隣で一緒に練習してるMayukoちゃん。 彼女もびっくりするぐらい覚えるのが速い。 

だいたい色々なクラスに行ってると、私は一人で浮くことが多い。 今回初めて自分と同じぐらいのスピードで何かを学ぶ人にであった。 すごくうれしかった。

Mayukoちゃんと私はリクにはまってしまい、2時間以上休みなしで新しいリズムを吸収しては練習し続けた。

さすがのスヘイルも私たち2人の吸収力にはびっくりしていたみたい。

私たち2人とも楽しくてしょうがなかった。 

”どんな練習もこんなに楽しいと、努力しないでうまくなれるからいいね。”

Mayuko & Souhail


そう、私はあまり努力というものがすきじゃない。 練習もすきじゃない。 
というのはやっぱり、”やらなくちゃ”って思いながらやってるからだと思う。 

”やらなくちゃ”の努力は自分のためにならない。 練習効率もあまりよくない。 

というのが私の考え。  

練習をどれだけ楽しくやれるかが私の個人の課題でもあり、教える立場のダンサーの課題でもある。

リクのこの最後のプライベートレッスンで練習がどれだけでも楽しくなるってわかったから、あとは楽しく続ける方法を考えなきゃ。

キャンプから帰ってきて1か月。
スヘイルのDVDを見ながら基本を練習して、Kasbahでは月二回、私のパートナーのスティーブのバンドがここで演奏する夜に彼らにまじってリクを演奏するようになった。

基本のリズムが自信を持ってできるようになったから、即興も自由にできるようになったように感じる。
キャンプの前は彼らにまじって、楽器を何か演奏してても自信がなかったからなかなか自由に演奏できなかった。

基礎練習ってこういうところにでてくるだね。 自由になるためにはやっぱり基礎が大切だ。 

と、基礎練習嫌いだった私も色々な素晴らしい先生、ミュージシャン、ダンサーとの出会いで変わっていってます。

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僕の国の伝統を守って!スヘイル・キカスパー・1
さて、話は2週間前のMiddle Easten の音楽とダンスのキャンプにもどります。

今回の先生はスヘイル・カスパー Souheil Kaspar

Ziva-Souhail-Victoria.jpg
            ZivaとSouhelとVictoria

このキャンプの間私は朝の6時から10時までキッチンで朝食を作っていました。

初めてスヘイルにあったのは朝ごはんを配膳していた時。 背が低くて、ナンパな良くしゃべる変なおじさん。 これが最初の印象。 

「日本人?」 と朝ごはんのときにうれしそうに私に話しかけてきたおじさん。 

「そうだよ」 と答えると。 

「僕スヘイル、12月に日本におしえに行くんだよ。」ともっとうれしそう。 

ここで、あっ先生なんだ。ときづく。 よく考えたらここに来る前にスヘイルって人のウェブサイトをみたような・・・私の記憶の中では彼はもっと若くて背が高い人に見えたけど・・・・。

「あ、そうなの。私も12月に毎年日本に帰ってベリーダンスおしえてるよ。」と返答したら。

「教えてるの?じゃあ、質問に答えて。 ベリーダンスで使うリズムで何を知ってる?」

私はこの6年トライバルしか踊ったことがない。 だからリズムはあまり知ってる方じゃない。 私のパートナーのスティーブがタブラを演奏する時に使う基本的なリズムだけは知ってた。 でもあんまり自信はなかった。

「えっと…よく使われる基本的なもの、バラディーとかサヒディー、シフテタリ・・ならわかる。」

「そう、じゃあバラディーやってみて。」

え?やってみてって、たたく?踊る?

「Dum,Tek,Dum Dum Tek.....?]  あせった私の口から出てきたのはサヒディー!

「違う、それじゃだめだ、ぼくのクラスに来なさい!」

この出会いで私のエジブシャンスタイル・ベリーダンスの試練ははじまった。


私がキャバレースタイル(オリエンタルって日本でいってるんだよね。)を全くしなかった理由はいくつかある。

1.1番最初に受けたベリーダンスはキャバレースタイルで、最悪のクラスだった、コスチュームを見たとたん冷や汗が出た(趣味が悪いコスチュームだったから。) 2回ぐらいいってやめた。

2.私もこれ踊りたい!って思わせるようなダンサーやいい先生との出会いがなかった。


3.クラシカルの中東の音楽は全部一緒に聞こえた。おもしろくなかった。

3.アメリカン・トライバル(ATS)のいい先生を見つけて、他のスタイルが見えなくなった。

しかしながら、最近サクラメント近郊のいろいろなダンサーと知り合う機会が増えて、自分でもいろいろな先生やすばらしいダンサーを見るようになってきてから、キャバレースタイルもおもしろそうかも。 と思い始めた。 

本当に素晴らしいダンサーのパフォーマンスを見ると、キャバレーもトライバルも同じぐらい興味がわいてくる。 

それに、私はもともと楽器と音楽で育ったから、ドラムソロなんて(特にSadieに実際に会ったあと)自分の体が楽器みたいに踊れるんだから、私に取ったら一石二鳥。 おもしろくてたまらない。

特にスヘイルのクラスでは、「君たちダンサーは指揮者なんだ!耳をふさいでいてもダンスを見ているだけでどんな音楽が演奏されているかが分かるように踊りなさい。」
と耳がタコになるほど聞かされるようなクラス。 おもしろくてしょうがない。

それに、来年から自分のクラスをここサクラメントでまた再開しようと決めてから、ベリーダンスのルーツ、音楽、文化をもっと知りたいと思った。 

特にキャバレースタイルの先生を持たない私には、ソロを中東クラシックの音楽で踊れって言われるとどうしていいか分からなかった。 リズムの基本はわかるけど、そのリズムとダンスの関係がいまいちピンとこなかった。

そんあわたしのなかにあった?に答えてくれたのがこのおじさん。

ほんと、おっちゃん!って軽々呼んでしまうようなこの人、スヘイルは実はアカデミー賞にノーミネーとされたエジブシャン・タブラ(ドラム)の先生。 スティングやシャキーラとも共演しているLAではかなり有名なミュージシャンなのでした。

こんなすごい人なんだけど、そんなことを感じさせないスヘイルはとってもやさしい。

クラスではきびしいよ。 特に伝統的なエジプシャンの音楽の訓練を受けてきてるだけあって、おしえる時は甘い顔はしてくれない。 でも、それは彼が生徒みんなが素晴らしいダンサーになれるように強く願ってるからだと思う。 

優しさから出てくる厳しさ。 彼のもとで学んだ生徒で涙を流した生徒も少なくないと聞いた。 写真に写ってるビクトリアもその一人。 でもこういう厳しさも必要な時がある。 

こんな先生って高校生、中学生の時にいなかった? 怖いけど、私たちのこと一番に思ってるって生徒が感じてる先生。 最近は少なくなってきたのかなぁ。

そういう厳しいスヘイルにほとんどの生徒は怖れおののいている。 特に彼の前で踊るとなるとすごい度胸がいるのだ。 

彼は“プロフェッショナル”で踊ってるダンサーたちにとても厳しい。 特に最近はアマチュアとプロの境があやふやになってきている。 ちょっと踊れたら、わたしベリーダンス教えます。っていう人はかなり多い。 

アメリカではベリーダンスって言ったらエジプシャンも、ターキッシュも、レバニーズも中東にある国のものは何でかんでも入り混じってて、純粋なエジブシャンやターキッシュのベリーダンスのパフォーマンスを見ることは本当にまれになってる。

私自身トライバラルにしか目を向けてなかったから、つい最近までどれがエジプシャンでターッキシュなの他のダンサーを見ててもかさっぱり見分けがつかなかった。 

いまや、アメリカではそういうごちゃ混ぜベリーダンスは“アメリカン・フュージョン・ベリーダンス”とも呼ばれたりもする。 まあ、それはそれでベリーダンスのスタイルとしては純粋な中東のベリーダンスにはなかった素晴らしいテクニックや技が発達してきて、観客にとっては素晴らしいエンターテイメントになっている。

ただ、ダンサーがプロとして舞台に立った時やクラスで教える時に知っておかないといけないといけないのは、本当に何を観客に見せてるのか、生徒に教えてるのかだと思う。 

もし、あるダンサーがエジプシャンの音楽をかけてターキッシュの衣装をつけてシミー、シミーして、「私、エジプシャンスタイルのベリーダンサーです」って言ったとしたら。 エジプトの伝統もトルコの伝統も踏みにじっていることになりかねない。 これはアメリカのイベントやレストランのダンサーではよく見られること。

スヘイルはそんなプロのダンサーを見たときに心の底から怒りと悲しみを覚えると言ってた。 彼らの国の伝統、文化をけなされてるように感じると。

確かに伝統が正しく伝えられることの少ないアメリカでは、私も日本人としてよく「えーっ、それって日本じゃないでしょう!」って言いたくなることは多々ある。 

勝手に私の国の文化を間違えて伝えないで、ってどっかで思ってる。 この気持ちは怒りでもあるし悲しみでもある。 ただの「私の文化なんだから、あなたがやらないで」っていうようなエゴから来てる感情なのかもしれないけど、アメリカに住んでる他国の、しかも伝統ある国の国民としてスヘイルの気持ちはよくわかる。

彼は彼の国の伝統を正しく伝えてほしいのである。 踊るなっていってるわけじゃない。 

「自分の家で友達や家族に見せるのに踊ってるのなら何も言わない。 でもプロっていうのなら、プロとして踊っているベリーダンスを使ってお金を稼いでいる、人に伝えているのであれば背後にある文化、歴史、伝統、その国々に敬意を払うべきだ。」

彼のこの言葉は強い。 彼のクラスを取ったことのあるダンサーの中には、この言葉に耐えられない人もいる。 

特に彼は純粋なエジプシャンのベリーダンスの仕方をドラマーの目から見て教えるから、この音が来たらこの動き、あの音だとこれって、アメリカン・フュージョンで踊ってきた人にとっては、堅苦しくてたまらないという声も聞いた。

その点私は、キャバレースタイルの”キ”のじすらしらなかったから、体に癖がついてたかったせいか、すんなり納得できた。 

やりにくかった点もある。 私の体はトライバルの動きが刻まれていて、キャバレーのあのしなやかなかわいい動きができない! おんなじベリーダンスでもキャバレースタイルとトライバルでは世界が違うというのを痛感。 

スヘイルの助手をしているダンサーのZivaとVictoriaのおかげで、なんとかあとの方でうごけるようになった。 

なんにせよ、初エジプシャン・クラシカル・ベリーダンスをスヘイルに習えて本当に良かったと思う。

もし機会があったら12月の日本のワークショップにぜひぜひ行ってみてください。


スヘイル 日本 ワークショップ


To be continued.....
DATE: 2009/09/01(火)   CATEGORY: ダンサーの心得
キラキラダンサーの心得
私の所属するATSベリーダンスのTroupe MANASAは、サクラメントのレストランの定期的なパフォーマンスの他に、近郊のいろいろなイベントにもベリー(顔)を出します。

昨日はその中でも大きなイベントカリフォルニア州のステイトフェアでのパフォーマンス。

DSC03854s.jpg


毎年8月にあるこのステイトフェアはいわばカリフォルニア州のお祭り。 でっかい夏祭りが3週間毎日立て続けにあってるようなもの。  

カリフォルニア州全域から集まった農産、畜産物、アートパフォーマンスが目白押し。 

色々なところでパフォーマンスをするようになると、まあ、いろいろハプニングはつきもの。 プロのダンサーとして、ここで必要なのは順応性。

去年は灼熱の中のパフォーマンスでメンバーの一人はもう少しで気を失うところでした。

今年はまたまた暑い! 午後2時暑さの増す中で、真っ黒くろすけのステージでのパフォーマンス。

私はどんなステージでも必ずそこで踊る前にステージチェックをする。



早めのスピン4回・・・ 床の質を見て、ダンスシューズがいるかいらないかを決める。

できれば裸足で踊るのが私はベスト。

特にレストランなんかでよく踊ってると、床にガラスの破片が落ちてるのはよくあること。 絶対レストランではシューズを履く。

今回のステージは黒! でも確認した時は全然暑くなかったし、スピンもまあまあ大丈夫。

大事をとってシューズを履こうと思ったけど・・・・忘れた!

私は暑さにはかなり強い。 忍耐力もかなりある(特にダンスしてる時は自分でも驚くほど。)。

でも、弱いところもある。

…足の裏。

マッサージセラピストとして皮膚感覚がかなり敏感なのはいい得点なんだけど、ダンサーとしてはちょっと痛い。

ダンス前半はよかった、しばらくして足の裏にごみがくっついて取れない。 …あとでゴミじゃないことに気づいた、

・・・おそかった。

できていたのは巨大豆! パフォーマンス終わってからも歩くのに苦労した。

こんなこともあるよ。 

でも、どんな痛いことでも後では笑い話になる程度のものばかり。 

特に、ダンスしてる時に聞こえてくる皆のザガリートと笑顔は見ているお客さんだけじゃなくて、踊ってる私たち自身もキラキラで元気にしてくれる。 痛みもすぐ忘れちゃう。

DSC03838s.jpg

いつもながら笑顔ってすごいエネルギーを発するなぁって感心する。 

ダンサーの最大の”武器”は笑顔と目線、手の動きだと思う。 


手の動きの先には目線が、

目線のいく先には思考が、

思考のいく先には心が、

心のいく先には魂が宿る。


私の大好きなOdissi ダンスの先生Colleenaが教えてくれた。

その通りだと思う。 ほんの少しの手の使い方、目線の使い方、笑顔で周りの人の眼はくぎ付けになる。

特にプロカメラマンはそれを絶対逃さない。

この3週間のフェアでパフォーマンスをしている人たちは数知れず、その中で毎年必ずMANASAはサクラメントの新聞を飾る。

それだけのエネルギーを私たちの笑顔は出してると思う。 

MANASAの記事(英語):
Manasa Article

でもパフォーマンス中の笑顔や目の使い方って、練習でテクニックを学んで習得するものじゃない。

心から躍ってることを楽しいと感じたとき知らないうちに出てくる。

ダンスに集中してなかったり、テクニックにだけ集中してたりするとキラキラ笑顔は絶対出てこない。

こんな暑い中で痛い思いして踊ってると特にダンスに集中できくなる可能性は多い。 

だから、日々に身につける忍耐力、順応性ってのがいいダンサーには不可欠になってくる。

それ以外にもやっぱり自分の中心をしっかり持つことも大切。 外の何が起こってるのにも動じない中心。

これらのものってやっぱりダンスの練習の時だけじゃ身につかないもの。 コツコツと自分の生活の中で身につけるのが大切だね。

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Love like you have never hurt before
Work like you do not have to
Dance like no one is watching
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